2009年4月29日水曜日

TNC-2の調整

自作の2台のTNC-2のうち片方のMF10が無かったのだが、意外にも大須のタケイ無線で入手できた。
DigiKeyRSオンラインで取り寄せなければならないかと思っていたのだが、よかったよかった。

2台とも動くようになったので、フィルターの調整を行ってみたのでそのメモ。

TNC-2の調整手順メモ

JMP7をショート:トーンをスピーカーからモニターできるように、マイク出力の信号をスピーカーラインへ接続。 
JMP4をショート:送信のウォッチドッグタイマーを無効に。

JMP7の変更は、スピーカーラインを使ってモニターしなければ不要。マイクへ出力をそのままモニターしても同じ。どちらにしてもイヤホンでないとモニターできない。

cmd:CALSET 438
CALSET was ***

 JMP8を外しJMP9の1-6間をショート。

cmd:CALIBRA

に続いて"K"を入力すると、調整用のトーンが出る。スペースキー押す度にトーンが切り替わるので、低い音のトーンを選ぶ。

R-78を回しCONとSTAが両方点灯するように調整する。

Qを入力すると、コマンド入力待ちに戻る。

cmd:CALSET 239
CALSET was ***
cmd:CALIBRA
に続いて"K"を入力すると、調整用のトーンが出る。スペースキー押す度にトーンが切り替わるので、高い音のトーンを選ぶ。

R-77を回しCONとSTAが両方点灯するように調整する。

Qを入力すると、コマンド入力待ちに戻る。

JMP9を2-5間に変更。

cmd:CALSET 157
CALSET was ***
cmd:CALIBRA

"K"を入力しR-79を回しCONとSTAが両方(交互に)点灯するように調整する。

ジャンパーの設定を元に戻して完了。


2009年4月26日日曜日

EPROMライターで書き込めたROM

古いTNCのROMのバージョンアップやUI-DIGIのテストの為に、ROMライターを作ってみました。

詳しくはココ → http://www.hm.aitai.ne.jp/~take/weather/tnc2.html

すでに何種類かのROMに書き込みを行ってみましたが、書き込みできたROMのリスト
MBM27C256A-25
HN27C256G-20
M27C256B-10F1
AT27HC256R

下の写真は、左が最近秋月で買ったEPROM、右は20年前のEPROM。

同じ容量でも、消去用の窓の中のチップのサイズが全然違います。