2009年12月29日火曜日

ALWXI-01(その2)

ケースに収めたのがこちら。
フロントパネルはハンディー機用のMIC・SP端子を、リアパネルからはモービル機用の
8Pコネクタを出しています。



フロントパネルはこんな感じ



LEDの位置が少々上下にズレていますが、なかなかの出来栄え(自画自賛モード)
パネルのLEDはオリジナルの通り PTT REC ERR TXD RXD
RECは何の意味?とおもったら RX/BUSYの意味らしい、ERRは今のところどういう時に点灯するのかは不明。
TXDとRXDはWeather startionとの通信時にチラチラ点灯してる様子。

ALWXI-01(その1)

年が変わる前に更新しておきます(^^;)

ウェザーステーションのPCレス化を図るために、Weather station - APRSインターフェースの
ALWXI-01を製作してみた。
元ネタはここ

PICを使っているので部品も少ないけど、今回はオリジナルに忠実に再現してみました。

プリント基板はインクジェット紙アイロン熱転写のページを参考に作ってみました。
失敗したときのことを考えて3枚作りましたが、3枚とも成功!!
できた基板がコレです。


部品実装後がコレ


チップ部品も意外とすんなりハンダ付けできました。

2009年9月6日日曜日

AMD-G3RUH(その6)

1ヶ月ぶりになってしまいました。

AMD-G3RUHは何の問題も無く動作しています。

ただ、気になっていたのが、現在の1200bpsと9600bpsが同居している状況で、TNC+外付け
9600bpsモデムを使用する場合、注意しなければならない点がDCD信号の取り扱いです。

TNCはDCDがONしている間送信しませんが、G3RUH(オリジナル)・TMB-965・AMD-G3RUHでは
9600bpsの信号を受信し、ロックした時にのみDCDがONするので、1200bpsの信号ではDCD信号は
ONしません。

ですので、1200bpsの信号を受信中に9600bpsの送信を行って(かぶせて)しまう可能性があります。

TNC+外付け9600bpsモデムを使用する場合、Rigからのスケルチ信号による制御はかなり重要かなと
思います。

そこでAMD-G3RUHのDCDとRigのスケルチ信号をORする回路を、AMD-G3RUHのJ3に挿入してみました。

回路図はこんな感じです。
論理を確認しないで、部品を買ってきてしまったのでICを2つ使っていますが、74HC00で組めば
1個で済んだかも。


左下の2個のIC(○印)が勝手に追加した部品です。

2009年8月4日火曜日

AMD-G3RUH(その5)

やっと梅雨が明けました。

どうも、晴れるとリファレンス局のJM2UYS局のデコード率が落ちる感じです。

今までじめじめした天気で、湿度が70%以上の日が続いていたのでイイ感じ
でデコードできていましたが、梅雨が明けて湿度が70%を下回るようになると、
今ひとつです。

ちなみに、近距離の電界強度バリバリの信号は問題ないです。

ちょっと考えてみました
【仮説】
JM2UYS局までは約13Km、S=9で受信できています。アンテナはお互いGPです。

マルチパスに弱いと言われている9600bpsですが、
湿度によって通信状況が変わるのは、湿度が上がるとマルチパスの弱い電波が
空気中の水分によって減衰して、結果直接波の成分が強くなり、良好にデコード
できる。

湿度が下がるとその逆で、マルチパスの成分が強くなってデコードが怪しくなる。

根拠はありませんが、勝手に考えてみました。

2009年7月26日日曜日

AMD-G3RUH(その4)

完成以来I-gateとして使用していますが、いい感じで動作しています。

うちのリファレンス局はJM2UYS局なのですが、S=9で入感していても
日々のコンディションによっては、全くでコードできない日もありましたが
この1週間はそんな事はありません。

さらに検証は必要だと思いますが、現時点の感触では少なくともTMB-965と
同等かそれ以上の性能は持っていると思われます。

その性能をPIC1個で実現しているのですからスゴイです。

2009年7月20日月曜日

AMD-G3RUH(その3)

ケースに入れてみました。
指定のケース(テイシン電機 TB-33)だと基板の穴もぴったりです。
コネクタの穴はヤスリでギコギコする必要があります。


電源が入っている事だけわかるように、電源LEDだけは付けてみました。

2009年7月19日日曜日

AMD-G3RUH(その2)

さっそく組み立ててみました。


部品は一般的なものばかりなので、すべて大須で揃いました。
(PICライター部以外はすべて部品を取り付けてありますが、実際には使用していないものもあります)

TNCやRIGとの接続はTASCOのTMBシリーズに準拠しているので、つなぎかえるだけでOK。
TNCにつなぐとすんなり動きました。
調整は送信レベルの調整だけです。

とりあえずTNC-220に接続してテスト中です。

いい感じで動いています

2009年7月18日土曜日

AMD-G3RUH(その1)

ハムの祭典のNDCブースでお話させていただいたJN2AMD局に無理を言って、
AMD-G3RUH Ver3.1の基板とPICを分けていただきました。



PIC1個で9600bpsの送受信ができてしまうようです。

2009年6月28日日曜日

連続稼動100日達成



昨年12月からXastirでウェザーステーションを運用していますが、途中パソコンのトラブルで
マシンを交換してから連続稼動100日を達成しました。

2009年6月26日金曜日

TM-D710 データ端子

TM-D710のデータ端子


1:PKD Tx-Data
2:DE GND
3:PKS PTT
4:PR9 9600bps Rx-Data
5:PR1 1200bps Rx-Data
6:SQC スケルチ出力

IC-28に付けたデータ端子も上記に準拠

TMB-965 入出力端子メモ

Radioポート

1:Tx-Audio
2:GND
3:PTT
4:Rx-Audio
5:GND
6:

Dataポート

1:Tx-Data P2-1
2:Tx-Clock P2-3
3:Rx-Data P2-4
4:GND P2-2
5:
6:+12V
7:SEL
8:DCD P2-5

2009年6月9日火曜日

IC-28

せっかくなので、IC-28もオークションで落札して9600bpsモデムを接続してみることにした。
なぜIC-28かというと、すでにTMB-965+TNC-220+IC-28で動いている実績があるからという理由。

受信はIC1(MC3357)の9番pin(バックアップ用電池の裏に隠れている)
送信は送信ユニットのR45に10KΩの抵抗を介して接続
接続ポイントの元ネタはこちら 15年も前の情報が今でも役に立ちます。

送受信共、基板の部品面からは接続できないので、ここまでバラバラにしないと、ハンダ面に辿りつけない。



電源コードの脇に用途不明の穴があったので、そこから線を引き出した。
大きさ的にMini-DINが付きそう。内側のスペースが少ないので厳しいかもしれないが、Mini-DINが付けばすっきり収まるなぁ

2009年6月8日月曜日

TNC-2と9600Baud Modem(その2)

9600Baud Modem



こちらは予想通りG3RUHそのものだが、mute回路が付加されている。
こちらも各入出力コネクタのメモ

P1-1 GND
P1-2 +12V
P1-3 GND

P2-1 TxData
P2-2 GND
P2-3 TXClock
P2-4 RXData
P2-5 DCD
P2-6 PTT

P3-1 TXAudio
P3-2 GND
P3-3
P3-4 RXaudio
P3-5 GND

TNC-2と9600Baud Modem(その1)

見慣れないTNCと9600bpsモデムがオークションに出品されていたので落札してみた。



まずはTNC-2
OKIのM6947モデムICを使ったTNC-20っぽい作りだが回路はシンプル。

取説も何も無く基板のみだったので、パターンを追いかけて各コネクタの入出力を解析して
電源を入れてみたら、動きました。

付属していたROMは1.1.5TJでタスコのコピー?
オープニングメッセージとMYCALLとMYALIASにデフォルトでコールサインが書き込まれて
いるという怪しいROM。

無線局情報検索で検索してみたが、失効していました。

クロックUPの改造が行われていて、CPUは6MHz品だけど10MHzで動いているっぽい。

232Cは19200bpsまでOK

ROMを差し替えてみると
TAPR 1.1.8a OK
UI-DIGI NG
KISS-CEX NG
という結果でした。

各入出力コネクタの解析結果のメモ
P4-1 TxD
P4-2 RxD
P4-3 CTS
P4-4 DSR
P4-5
P4-6 GND
P4-7 DTR

P5-1 PTT
P5-2 DCD
P5-3 SEL
P5-4 RxD
P5-5 Txclock
P5-6 TxD

P6-1 AF-IN
P6-2 GND
P6-3 AF-OUT
P6-4 GND
P6-5 PTT

P7-1 GND
P7-2
P7-3
P7-4 +12V

P8-1 PWR-LED
P8-2 CON-LED
P8-3 STA-LED
P8-4 PTT-LED
P8-5 DCD-LED
P8-6 +5V

2009年4月29日水曜日

TNC-2の調整

自作の2台のTNC-2のうち片方のMF10が無かったのだが、意外にも大須のタケイ無線で入手できた。
DigiKeyRSオンラインで取り寄せなければならないかと思っていたのだが、よかったよかった。

2台とも動くようになったので、フィルターの調整を行ってみたのでそのメモ。

TNC-2の調整手順メモ

JMP7をショート:トーンをスピーカーからモニターできるように、マイク出力の信号をスピーカーラインへ接続。 
JMP4をショート:送信のウォッチドッグタイマーを無効に。

JMP7の変更は、スピーカーラインを使ってモニターしなければ不要。マイクへ出力をそのままモニターしても同じ。どちらにしてもイヤホンでないとモニターできない。

cmd:CALSET 438
CALSET was ***

 JMP8を外しJMP9の1-6間をショート。

cmd:CALIBRA

に続いて"K"を入力すると、調整用のトーンが出る。スペースキー押す度にトーンが切り替わるので、低い音のトーンを選ぶ。

R-78を回しCONとSTAが両方点灯するように調整する。

Qを入力すると、コマンド入力待ちに戻る。

cmd:CALSET 239
CALSET was ***
cmd:CALIBRA
に続いて"K"を入力すると、調整用のトーンが出る。スペースキー押す度にトーンが切り替わるので、高い音のトーンを選ぶ。

R-77を回しCONとSTAが両方点灯するように調整する。

Qを入力すると、コマンド入力待ちに戻る。

JMP9を2-5間に変更。

cmd:CALSET 157
CALSET was ***
cmd:CALIBRA

"K"を入力しR-79を回しCONとSTAが両方(交互に)点灯するように調整する。

ジャンパーの設定を元に戻して完了。


2009年4月26日日曜日

EPROMライターで書き込めたROM

古いTNCのROMのバージョンアップやUI-DIGIのテストの為に、ROMライターを作ってみました。

詳しくはココ → http://www.hm.aitai.ne.jp/~take/weather/tnc2.html

すでに何種類かのROMに書き込みを行ってみましたが、書き込みできたROMのリスト
MBM27C256A-25
HN27C256G-20
M27C256B-10F1
AT27HC256R

下の写真は、左が最近秋月で買ったEPROM、右は20年前のEPROM。

同じ容量でも、消去用の窓の中のチップのサイズが全然違います。